今日,明日と,松山に出張だ。今日の仕事(打ち合わせ)はすぐに済んだので,春爛漫の松山の街に出かけた。ちょうど「お城祭り」の大名・武者行列をやっているようだったが,これは遠目に見て,チンチン電車で道後温泉に行った。混んでいるだろうなあと思って歩いていると,本館ではなくて「椿の湯」というのを始めて見かけたので入ってみた。中はこぎれいだし,比較的すいているし,満足。
本館の前を通って「子規記念博物館」へ。考えて見れば,子規について,これまで一度もまともに取り組んだことがなかった。展示を見ても,いまひとつ全体像がつかめない(展示の内容せいではなくて,私がさっさと行き過ぎるから。)。
私は最近,旅行に行くとかならずその地の理解に資する「本」を買うことにしている。そこでこの博物館で,子規に関係する本を2冊購入。特に「歌よみに与ふる書」には何が書いてあるのか楽しみだ。「貫之は下手な歌よみにて『古今集』はくだらぬ集に有之候」しか記憶にないから。
道後公園の桜は満開。
春や昔十五万石の城下かな 子規
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